お口のメンテナンス

予防歯科について

予防歯科について

虫歯や歯周病は、毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科医院でのケアによって、そのリスクを大幅に減らすことができます。
「歯が痛くないのに歯医者に行くのは面倒」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、痛みと戦いながら高額な治療費を支払うよりも、予防を重視して痛みや口臭のない快適な生活を送りましょう。

定期的なメンテナンスの重要性

定期的なメンテナンスの重要性

どれだけ歯磨きを頑張っていても、すべての歯を完全に清掃することは不可能に近いです。
むし歯と歯周病は、発症初期には自覚症状がないまま進行する特徴を持っています。そのため悪化してから気づく人が多いですし、再発もしやすいことから歯を失う要因となっています。むし歯も歯周病も早期に治療すれば歯や歯周組織へのダメージが小さく、治療費や治療時間も少なくて済みます。しかし、初期症状がないので、軽症のうちに治療を受けるには、定期検診を利用することが欠かせません。もちろん発症していなくても、その状態を維持できるように継続して検診を受けることをおすすめします。むし歯も歯周病も適切な知識を持ってケアを行っていれば、予防できる疾患です。発症して苦痛を味わうよりも、予防に取り組んで快適な状態を維持しましょう。

当院の予防歯科へ3つの取り組み

01担当歯科衛生士制の導入

当院では、担当衛生士制を導入しています。
歯科衛生士は、歯周病治療の要となる歯石の除去やお口のケアを行う国家資格を持ったプロフェッショナルです。
当院では歯科医師の指示のもと、担当衛生士が患者さまのお口の中を継続してケアします。
歯周病の治療は一生涯続くものです。毎回のお口のケアは初診からずっと同じ担当衛生士が行いますので、安心して継続した歯周病治療にお越しください。
予防を中心とした診療システムで皆様のお口の健康を守ります!

担当歯科衛生士制の導入

02メンテナンスの「見える」化

当院では必ず「検査に基づいた歯周病治療(メンテナンス)」を行っています。
検査の後は、結果を目で見ていただきながら説明しています。現在のお口の中がどのような状態なのか、歯ブラシが上手に当たっていない場所はどこなのか、むし歯が新たにできていないかなど、ご自身が気づいていない問題点を親身に説明するよう心がけています。
『歯科は数少ない未来が予測できる医療である』は院長が大切にしている言葉です。過去のデータと比較することで、どのように改善したのかを実感していただいたり、今後どのようになって行くのかを予測してお伝えしています。

メンテナンスの「見える」化

03充実のホームケア用品

器具やペースト、ジェル、デンタルフロスを、一人ひとりのお口の中に合わせて選択した「丁寧で優しいメンテナンス」を実践しています。また、ホームケア用品(歯ブラシや歯磨き粉、デンタルフロス・歯間ブラシなどの清掃補助用具)は、お口の中の状態や生活スタイル、習慣などによって選択するものが変わります。
治療を受けられている方には、担当の歯科衛生士が最適なものを適切なタイミングでご提案させていただいております。

充実のホームケア用品

予防歯科の診療内容

01スケーリング

スケーリング

お口の中にできた歯石を除去するための処置です。歯石はむし歯や歯周病の原因となりますが、ブラッシングでは除去できないので、歯科医院で定期的に除去する処置を受けることをおすすめします。

02ブラッシング指導

ブラッシング指導

当院は、患者さまの歯並びや磨き残しのクセなど、状況を踏まえたブラッシング指導を行っています。「毎日丁寧に歯磨きをしている」という方でも磨き残しがゼロという方はいません。そのため、歯科医院で指導を受けることで、磨き残しを減らすことができますし、お口の環境を改善しやすくなります。

03PMTC

PMTC

PMTCは、歯科医師や歯科衛生士などの有資格者が、専用の機器と確かな技術を持って行うお口の清掃です。ブラッシングでは取れないバイオフィルムを一掃できますし、歯面をツルツルに磨き上げて汚れが付きにくい状態にするので、むし歯や歯周病の予防に高い効果を発揮します。また、日々の飲食で少しずつ蓄積していく歯面の着色を除去できますから、外観も気分もさっぱりできるメリットもあります。